2015年の不妊や妊娠に関するニュースをピックアップ

不妊や妊娠に関するニュース (2015)

不妊を解消して妊娠するには
最新の情報を知っておくことも
大切です。

 

 

現代医学の進歩発展のスピードには
目覚ましいものがあり、
不妊治療の分野においても
次々と高度な医療技術が開発されています。

 

 

そのおかげで、以前であれば妊娠や出産を
諦めざるを得なかったような人達でも
元気な赤ちゃんを授かれるケースが
増えてきました。

 

 

また、少子化問題を解消するため
国や地方自治体といった行政機関も
妊娠や出産、子育てがしやすい
社会環境を整えるべく
様々な制度改革に取り組んでいます。

 

 

しかし、せっかくの新技術や支援制度も
知らなければ利用することができません。

 

 

このページでは、2015年中に
新聞やインターネット等で報じられた
妊娠や不妊に関するニュースの中で
不妊ブログ管理人のりょうこが
重要だと思ったトピックをまとめています。

 

男性の不妊治療を助成 厚労省検討 (日本経済新聞 2015.11.11)

政府が掲げる“希望出生率1.8”の実現に向け、
厚生労働省は男性の不妊治療にも
助成金を出すことを検討しているそうです。

 

 

子供ができない原因の半分は男性の側に
理由があるといわれているため、女性向けの
不妊治療だけでなく男性の不妊治療費にも
助成金を支給して、子供を産みたい夫婦が
産みやすくなるように支援するという
わけです。

 

 

子供ができにくい男性は、精巣を調べて
精子を取り出すなどの不妊治療を受ける
ことが多いのですが、保険が利かないため
数十万円の費用がかかってしまいます。

 

 

こうした費用負担を軽減するために
自治体の中には1回あたり10万円程度の
助成金を支給するところが増えてきていて
当ブログの記事でも紹介してきましたが、
ようやく国として助成に乗り出すことにした
ということのようです。

 

 

国とか自治体とか、このブログを書く前まで
私はほとんど意識したことがなく、
今でもあまりよく分かっていないのですが、
要は、自治体のサービスだとその地域に
住んでいる人しか受けられないけれど、
国のサービスなら日本国民全員が対象になる
ということですよね?

 

 

妊娠や出産しやすい環境の整備は
日本という国にとって重要な問題

ですから、やはり政府が主導して、
日本中どの地域に住んでいても同じように
良質のサービスが受けられるようにすべき
ではないかなと個人的には思いました。

 

iPSで人の精子や卵子のもと作製 京大が成功 (日本経済新聞 2015.7.17)

京大の斎藤通紀教授らのグループが
ヒトのiPS細胞から精子や卵子のもとになる
「始原生殖細胞」を作る実験に成功したそうです。

 

 

将来的に試験管の中で精子や卵子を
作れるようになれば、
親から子が生まれる仕組みの
解明に役立つ
と期待されているようです。

 

 

iPS細胞と言えば、2012年に山中伸弥教授が
ノーベル賞を受賞して注目されましたが、
その後もこうしてiPS細胞を使った研究が
着々と進められているんですね。

 

 

斎藤教授らのグループでは既に
マウスのiPS細胞から始原生殖細胞を作り、
卵子に変えて子供を生ませる実験に
成功しているそうです。

 

 

ただし現時点では、文部科学省は
ヒトのiPS細胞から作った
精子や卵子を受精させる実験を
禁止している
そうです

 

 

倫理的な問題は議論が分かれるところで
難しい面がありますが、せっかくの画期的な
技術ですから何らかの形で上手く応用して、
新たな不妊治療の開発に繋げてもらえると
嬉しいですね。

 

首都圏の自治体、不妊治療の助成拡大 (2015.4.8 日本経済新聞)

医療保険適用外の不妊治療に対して
首都圏の各自治体が次々と助成を
拡大する動きを見せているそうです。

 

 

当ページでも今年1月の記事で
東京都の男性不妊治療への助成の
取り組みについて紹介しましたが、
こうした動きが周辺の自治体にも
広がっているようです。

 

 

例えば、千葉県浦安市では
卵子の凍結保存の研究支援として
順天堂大学浦安病院に対して
2015年度に3000万円の補助金を拠出し、
同病院では卵子凍結保存費用の
自己負担割合を従来の全額から
3割程度に抑える方向で検討している
とのことです。

 

 

その他には、埼玉県でも
男性不妊治療に対する助成として
精子採取の補助金を設けるそうです。

 

 

少子化の問題が叫ばれて久しいですが、
こうした取り組みが国だけでなく
各自治体でも積極的に行われるように
なってきたのは、良いことですよね。

 

 

もちろん、世の中には様々な立場や
考え方を持つ方がいますから、
何が正しい税金の使い道かについては
議論が分かれるところでしょうが、
こうした取り組みが日本中に広がって
赤ちゃんを授かれる人が増えたら良いな
と思いました。

 

不妊治療、ダイズ食品を食べると出生率が改善 (2015.2.1 Medエッジ)

不妊治療中に大豆を食べる量が多い人ほど、
赤ちゃんが無事に生まれて来る確率が高まる
という研究結果が発表されました。

 

 

コロンビアの研究グループが
食事による植物性エストロゲンの摂取量と
不妊治療を受けている女性の出産との
関連を調査した研究報告によると、
赤ちゃんが無事に生まれてくる出生率は
大豆イソフラボンを採る量が増えるほど
高まったそうです。

 

 

不妊治療中に大豆イソフラボンを
まったく採っていない女性と比べると、
1日に0.54〜2.63mgの大豆イソフラボンを
摂取している女性の出生率は1.32倍で、
2.64〜7.55mg摂取している女性で1.87倍、
7.56〜27.89mg摂取している女性で1.77倍
という研究結果だったそうです。

 

 

この調査は不妊治療を受けている女性を
対象に行ったものですから、
同じ不妊治療を受けていても
食事の内容によってかなり差が出て来る
ということですね。

 

 

やはり、ただ不妊治療を受けるだけではなく
日頃から妊娠しやすい体づくりを
心掛けることが大切なんだなと思いました。

 

 

私も豆腐や納豆をよく食べていましたし、
食事以外にも妊娠しやすくなるように
運動や身体を温かく保つ服装など
いろいろ気を遣って生活していました。

 

 

詳しくは妊娠しやすい体をつくるのページに
まとめていますのでご参考にしてください。

 

都、男性不妊治療を助成へ 上限15万円 来年度から (2015.1.6 朝日新聞)

東京都は男性の不妊治療費に対して
2015年度から上限15万円を助成する
方針を決めたそうです。

 

 

現行制度では、体外受精や顕微授精といった
夫婦の保険適用外の不妊治療費に対して
国と都で最大25万円を助成していますが、
今回は男性に特化した不妊治療に対して
最大15万円を上乗せ支給するとのことです。

 

 

男性の不妊には、精子の通り道が詰まって
精液に精子が含まれなくなってしまう
閉塞性無精子症が多く、
治療費は約30万円かかるそうです。

 

 

したがって、この助成制度を利用すれば
費用の自己負担の割合が大体50%で済む
ということになります。

 

 

一昔前までは不妊というと、
もっぱら女性側に原因があると
されていましたが、最近では
不妊の原因の約半数は男性側にある
という認識が広まりつつありますよね。

 

 

今回の都の決定もそういった背景を
受けてのことだと思いますが、
不妊の原因が解明されるのに合わせて
助成制度の方も柔軟に対応していく
というのは良いことだと思いました。

 

 

制度開始は2015「年度」からとのことなので
現時点ではまだ男性不妊治療費の助成に
関する詳細は載っていないようですが、
興味のある方は東京都福祉保健局のHP
チェックされてみてはいかがでしょうか?

 

 

>>不妊に関するニュース(2014)のページに進む

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