2014年の不妊や妊娠に関するニュースをピックアップ

不妊や妊娠に関するニュース (2014)

このページでは、2014年中に
新聞やインターネット等で報じられた
妊娠や不妊に関するニュースの中で、
当ブログ管理人のりょうこが
特に気になった記事を紹介しています。

 

 

近年の医学の進歩は目覚ましく、
不妊治療の分野においても
以前では考えられないほどの
高度な技術が次々と開発され、
不妊に悩む人々の助けとなっています。

 

 

また、少子化が社会問題化する中、
最近では国などの行政のみならず
民間企業や各地域のレベルでも
妊娠・出産・子育てがしやすい環境作りを
積極的に支援して行こうという取り組みが
なされるようになってきています。

 

 

ただし、せっかくの新技術や支援制度も
知らなければ活かすことができませんので、
そうした有益な情報を逃さないよう
常にアンテナを張っておくことが大切だと
思います。

 

 

このページをご覧になって、
妊娠や不妊に関するニュースや情報に
関心を持つきっかけにしていただけたら
幸いです。

 

がん発症し高2で卵子を凍結保存、13年後出産 (2014.12.6 読売新聞)

愛知県に住む30歳の女性が
高校2年生の時に凍結保存しておいた卵子で
今年8月に出産されたそうです。

 

 

10年以上凍結保存された卵子で
出産に至ったケースは珍しい

とのことでニュースになっています。

 

 

この女性は高校1年生の時に
悪性リンパ腫という血液のがんを発症し、
抗がん剤治療を受けることになったのですが
不妊になる恐れがあるということで
高校2年生の時に卵子を2個採取し
凍結保存していたそうです。

 

 

その後、彼女は悪性リンパ腫を
抗がん剤治療などで克服されたそうで、
昨年結婚し、解凍した卵子2個と
ご主人の精子で体外受精を行ったそうです。

 

 

そして、子宮に戻した1個の受精卵で
妊娠することができ、今年8月に
男の子の赤ちゃんを授かったそうです。

 

 

とてもおめでたい話題で、記事を読んだ
私も嬉しくなるニュースでした。

 

 

それにしても、高校1年生という若さで
がんを発症されたというのは
大変つらいご経験だったのでしょうね。

 

 

また、そのような状況で、
将来的に子供を授かることまで考えて
しっかり準備していたところが
すごいですよね。

 

 

ご本人はもちろんですが、
ご家族や医療関係者など周りの人達も
きっと素晴らしかったのでしょうね。

 

 

これからも医療技術の進歩によって
こうした幸せなニュースがたくさん
もたらされるようになるといいですね。

 

富士フイルム 不妊治療に補助金と休暇 (2014.10.6 朝日新聞デジタル)

精密化学メーカーの富士フイルムは
昨年10月から不妊治療を受ける社員に
年間5万円を補助する制度を設けている
そうです。

 

 

また、高額な不妊治療費を賄うために
100万円まで無利息で貸し出す制度が
あったり、最大1年間まで不妊治療休暇を
取得できたりもするようです。

 

 

しかも、国の不妊治療の助成金が
2016年度から43歳未満に限定される
ことになっている一方で、
富士フイルムでは年齢制限なく
補助金や休暇制度を利用できる
とのこと。

 

 

そのうえ、念願叶って妊娠できたら
そのまま産休まで続けて
休むこともできる
そうです。

 

 

ここまで不妊治療に理解のある会社は
世界中を探してもでもなかなか無いのでは
ないでしょうか?

 

 

記事によると、富士フイルムは
デジタルカメラの普及の煽りを受けて
フィルム事業の業績が悪化したため、
フィルムに代わる新たな事業として
化粧品や医薬品事業に乗り出すために
女性の採用を増やし、女性が活躍できる
職場作りに取り組んできたそうです。

 

 

不妊治療の補助金や休暇制度も
その一環として設けられたというわけ
ですね。

 

 

富士フイルムと言えば
最近ではエボラ出血熱の治療薬で
世界中から注目を集めていますが、
こういった人類を救うような優れた製品は
社員の幸せを大切にする企業風土から
生まれて来るものなのかもしれませんね。

 

清涼飲料水の飲み過ぎが不妊を引き起こす (2014.6.7 妊娠・妊活ニュース)

デンマークやスペイン、アメリカなどの
国際研究チームが、ニューヨーク州に住む
18〜22歳の男性189人を対象に
精子分析や生活習慣、食生活に関する
問診を行ったところ、
清涼飲料水の摂取量と
不妊は比例関係にある

ことが判明したそうです。

 

 

清涼飲料水の摂取が多い男性は、
精子の質や運動量が低下し、
卵細胞刺激ホルモンの量や精子生産量も
少なかったとのことです。

 

 

ハーバード公衆衛生大学院疫学部の
ジョージ・チャヴァロ教授によると、
清涼飲料水の摂取が多い男性は
摂取が平均以下の男性より
精子の運動率が6.3%低かったそうです。

 

 

精子運動率の6.3%という差が
どれほど不妊に影響を与えるのか
私にはよく分かりませんが、
少しでも妊娠する確率を高めるためには
気をつけておくに越したことはない
ですよね。

 

 

また、その研究によると
肥満の男性よりも標準体型の男性の方が
清涼飲料水の摂取量と不妊の関係が
より顕著に表れたそうです。

 

 

ですので、ご主人やパートナーが
いつも清涼飲料水ばかり飲んでいるのに
別に太っているわけではないという方は
ちょっと気にしてあげた方が良いかも
しれません。

 

 

私がこの記事を読んだ限りでは
男性の不妊と清涼飲料水との関係について
しか書かれていませんでしたが、
清涼飲料水の飲み過ぎは
女性の体にも良いはずはないので、
注意していただけたらと思います。

 

精液の役割、マウスで判明 不妊治療に光? (2014.4.7 朝日新聞)

子宮内の液に精子を殺す作用がある
ことは受精とはのページで書きましたが、
精液には子宮内の液から
精子を守る役割がある
ことが
分かったそうです。

 

 

国立成育医療研究センターの
マウスを使った研究によると、
精液には「SVS2」というたんぱく質が
含まれているのですが、
これを無くしたマウスを作って調べると
体外受精では高い確率で受精したものの
自然交配ではほとんど子供が生まれ
なかったそうです。

 

 

このことから、
精液に含まれる「SVS2」には
子宮内の液から精子を守る役割が
あることが分かったとのこと。

 

 

同研究センターの宮戸氏は、
これまでは精液にはほとんど役割は
ないと考えられていたので
人工授精では精子を濃縮して膣内に
入れるために精液を洗い流していたが、
洗い流さなければ成功率が高まるかも
しれないと話しているとのこと。

 

 

今回の発見はマウスの実験による
ものですが、人間にも「SVS2」に
相当するたんぱく質があるため、
この発見は新たな不妊治療法に
繋がる可能性があるそうです。

 

三重県 男性不妊治療に女性…全国初、導入検討 (2014.1.29 読売新聞)

三重県が2014年度から
男性の不妊治療に特化した
助成事業の導入を検討しているそうです。

 

 

不妊治療の助成制度はこれまでにも
ありましたが、男性に特化した制度は
全国の都道府県で初とのことです。

 

 

三重県によると、不妊の原因の半数は
男性側にあるとされているので、
男性の不妊について県民に理解を深めて
もらおうと新たな助成制度を創設する
ことにしたそうです。

 

 

この制度を利用するには
夫婦の所得金額に上限があったり、
助成対象が精巣内から精子を取り出す
手術など保険適用外の治療に限られる
といった条件があるものの、
現行の国の補助制度に上乗せして
計30万円の補助が受けられるように
なるそうです。

 

 

最近ではようやく世間一般に
不妊の原因の半分は男性側にある
ということが認知されつつありますが、
国や都道府県の助成制度が
女性の不妊治療しか対象にしていない
というのはおかしな話ですよね。

 

 

こういった制度の改革や改善が
三重県だけでなく全国的に広がって
行くと良いですね。

 

体外受精、事実婚カップルに拡大…日産婦方針 (2014.1.6 読売新聞)

これまで日本産婦人科学会(日産婦)は
結婚した夫婦以外が体外受精を受けることを
認めていませんでしたが、今後は体外受精の
対象を事実婚カップルに広げる方針を
固めたそうです。

 

 

2013年12月の民法改正により
結婚していない男女間に生まれた子に対する
法律上の差別が撤廃されたことによる措置で
国も同様に、不妊治療の公費助成の対象を
事実婚カップルに広げることを検討している
そうです。

 

 

記事によると、
「体外受精は結婚した夫婦限る」とする
日産婦の規定は、国内で初の体外受精児が
生まれた1983年に定められたそうです。

 

 

1983年と言えば約30年前ですが、
現在では体外受精で生まれる子は年間3万人を
超えているそうですので、この30年の間に
急速に増えてきたというわけですね。

 

 

今の時代は社会の変化が激しく、
家族の形態に対する私たちの意識や価値観も
どんどん変わってきていますから、
今回の民法改正や日産婦の規定変更のように
法律や規定なども時代に合わせて柔軟に
対応させていくのは良いことですよね。

 

 

結婚していようといまいと
子供が欲しいと願う人の気持ちに変わりは
ありませんから、事実婚のカップルの方にも
体外受精という不妊治療の選択の幅が
広がったことはとても素晴らしいことだと
思います。

 

 

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