基礎体温表を見て、妊娠できる状態かどうか判断する

基礎体温表の見方

前のページでは、基礎体温をつけて
基礎体温表(グラフ)を作成する方法
について説明しました。

 

 

基礎体温表(グラフ)を作ったら
次は出来上がったグラフを見て
ちゃんと排卵が起こっているかどうかや
女性ホルモンが正しく分泌されているか
どうかをチェックします。

 

 

基礎体温は、生理から次の生理までの期間の
温度変化をみるので、
1周期分のグラフでも良いのですが、
2〜3周期分のグラフをつけると
月経や排卵のパターンをつかみやすく
なります。

 

 

それでは、基礎体温グラフのパターンを
見ていきましょう。
気になる排卵の有無をチェックします。

 

 

ちゃんと排卵があれば、基礎体温は
月経から排卵までの低温期と
排卵後の高温期の2層に分かれます。

 

 

ですので、下の図のように
生理から次の生理までの間のグラフが
低温期と高温期の
2層に分かれていれば
排卵が起こっている

と推測することができます。

 

 

<理想的な基礎体温グラフ>
基礎体温表,生理,排卵,低温期,高温期
この図のように、基礎体温が2層に分かれて
いれば、排卵があると判断します。

 

 

また、低温期と高温期の日数も重要で、
低温期は約14日間、
高温期は約12〜14日間あれば
女性ホルモンが正常に分泌されている
と推測できます。

 

(※上記の日数は28日周期の場合の目安です。
低温期と高温期が大体半分くらいずつあれば
大丈夫です)

 

 

尚、排卵日の特定については諸説ありますが
低温期の最終日から3日間の内に
約75%の排卵が起こる

と言われています。

 

 

 

続いて、改善が必要と思われる
基礎体温パターンについても見ていきます。

 

 

<改善が必要な基礎体温グラフ@>
基礎体温表,生理,排卵,低温期,高温期
この図ように、基礎体温が一定で
低温期と高温期の2層に分かれていない
場合には、たとえ月経があっても無排卵が
疑われます。

 

 

<改善が必要な基礎体温グラフA>
基礎体温表,生理,排卵,低温期,高温期
2層に分かれていても、
高温期が9日以内と短い場合には
無排卵や黄体機能不全の可能性があります。

 

 

以上が、基礎体温グラフから
正常に排卵が行われているかどうかを
判断する目安となります。

 

 

それでは、次に
基礎体温が正常に2層に分かれた場合と
残念ながら2層に分かれなかった場合について
それぞれ具体的にどうしていけば良いかを
考えたいと思います。

 

実際にグラフを見てみる

実際に基礎体温グラフをつけてみると
分かりますが、実物のグラフが
先ほど見た図のような分かりやすい
きれいな2層になることはまずありません。

 

 

下の写真は、2011年6月5日から9月1日までの
約3ヶ月間の私の基礎体温表ですが、
この写真を見ただけでは、
基礎体温が2層に分かれているのかどうか
よく分からないと思います。

 

基礎体温グラフ

 

けれども、実物を詳しくしっかり見ると、
これは3周期分の基礎体温表で、
低温期と高温期の2層に分かれている
ことが分かります。

 

 

私はこの年の初めに流産をしたので
排卵がちゃんと戻ってきているのか
不安に思っていた時期だったのですが、
基礎体温が一応2層になっているので
少し安心したのを覚えています。

 

 

このように基礎体温グラフは、
現在の自分の体が妊娠できる状態に
あるのかどうかを把握する目安になります。

 

 

もし基礎体温がちゃんと2層になっていて、
低温期と高温期が大体半分ずつあるならば、
なるべく排卵日付近にパートナーと
妊娠の機会を持つようにして、
しばらく様子を見るのが良いと思います。

 

 

先ほども書きましたが
低温期最終日からの3日間に
約75%の排卵が起こる

と言われていますので、
その辺りに機会を持つだけでも
だいぶ妊娠する確率は高まります。

 

 

ただし、実際には低温期の最終日は
翌日になってみないと分かりません。
翌朝の基礎体温が上昇して初めて、
昨日が低温期最終日だったと分かる
からです。

 

 

ですので、低温期から体温が上昇した日
性交渉を持つようにすると良いと思います。
(とは言え、これも体温の上昇がわずかで
微妙な場合は、本当に上昇が始まったのか
どうか判断が難しい時もあるのですが…)

 

 

あるいは、個人差があるようなのですが、
低温期の最終日は基礎体温がさらにガクッと
一段下がるという傾向があるので、
低温期が続いてきて体温がガクッと
さらに下がったら、その日を排卵日と考えて
機会を持つという手もあります。

 

 

ただ、理想的なことを言えば、
排卵日を狙って1回だけするのではなく、
排卵が予想される時期には
できれば一日おきに
複数回の性交渉を持つのが良い

とされています。

 

 

その場合は、排卵後の卵子は1日、
精子は2〜3日生きている性質を利用して、
少しフライング気味に性交渉を持って
精子が排卵される卵子を待つ状態にする
というやり方が効果的と言われています。

 

 

そうすれば、低温期最終日の予想が
間違っていたとしても、
翌々日にまた機会を持てば良いわけなので
月一回の貴重な排卵のタイミングを逃す
ことが少なくなるというわけです。

 

 

以上が、基礎体温から性交渉のタイミングを
計る方法です。
基礎体温がちゃんと低温期と高温期の2層に
分かれた方は、ぜひ実践されてみては
いかがでしょうか?

 

基礎体温が2層にならなかったら…

尚、基礎体温が2層にならなかった場合には
排卵がない可能性がありますので、
念のため一度病院に行って
検査を受けてみた方が良いかもしれません。

 

 

もちろん健康的な生活をしていれば
自然に状態が良くなることもありますし、
体質改善を図って妊娠しやすい体をつくる
ことで、正常な2層の基礎体温を
取り戻すことができるかもしれません。

 

 

ただ、不妊は時間との戦いでもあるので、
検査で原因が特定できそうなものについては
できれば早い内に病院に行って原因の有無を
ハッキリさせた方が良いと思います。

 

 

不妊検査のために産婦人科に行くというと、
「副作用のある薬を使われたら嫌だ」
「高額の治療を勧められたらどうしよう」
などと不安を持つ人も多いと思いますが、
治療方法については検査結果を聞いてから
判断すれば良いので大丈夫です。

 

 

ちなみに、不妊検査自体は
内診や超音波検査、血液検査などで
特に大変な検査ではありませんが、
一通りの結果が出るまで意外と日数が
かかるので、早めに受診した方が
良いかもしれません。

 

 

次のページでは、排卵検査薬
性交渉のタイミングを計る方法について
説明します。

 

 

基礎体温でタイミングを計っているけれど
なかなか妊娠できないという方は
参考にしてください。

 

 

>>排卵検査薬でタイミングを計るのページに進む

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