着床のメカニズム

着床の仕組み

前のページでは
受精の仕組みについて説明しました。

 

 

卵巣から排卵された卵子と
膣内に射精された精子が
卵管の一番太い部分(卵管膨大部)で
出会って受精卵をつくるのが
受精ということでした。

 

 

では、卵管の膨大部で受精した
受精卵はその後どのようにして
子宮に着床し、妊娠が成立することに
なるのでしょうか?

 

 

受精卵はまず、受精後の
最初の24時間で細胞分裂をして
2個の細胞になります。

 

 

そして、さらに次の24時間で
それぞれの細胞が分裂をして
4個の細胞となります。

 

 

このように受精卵は
細胞分裂を繰り返して
2個、4個、8個、16個と
細胞の数を倍々で増やしながら
成長していきます。

 

 

また、こうして細胞分裂をしながら
成長していく間に
受精卵は卵管の運動によって
卵管膨大部から子宮へと
約4〜5日間かけて運ばれていきます。

 

 

一方、子宮の方では
受精卵を受け入れる準備が
進められます。

 

 

排卵の時に卵子を放出した卵胞は
その後、黄体と呼ばれるものに変化し、
プロゲステロンという黄体ホルモンを
分泌します。

 

 

このプロゲステロンは子宮に作用して
子宮内膜を厚く、柔らかくする働きをし、
受精卵が着床しやすい環境が
整えられます。

 

 

よく妊娠しやすい体をつくるためには
「赤ちゃんのためにフカフカの
ベッドを用意してあげることが大切」
などと言われることがありますが、
これは受精卵が着床しやすいように
普段からなるべく子宮内膜を厚く
柔らかく保っておくことが大切ですよ
という意味です。

 

 

また、不妊治療によって
かえって妊娠しづらくなってしまった
というケースが少なくないのは、
不妊治療で使われる排卵誘発剤が
子宮内膜を薄くしてしまうことが原因
だとも言われています

 

 

かつての私もそうでしたが、
不妊に悩んでいる人は
とかく排卵日に合わせて性交し、
受精する確率を高めることばかりに
焦点を当ててしまいがちです。

 

 

もちろんそれは誤りではないですが、
せっかく受精卵ができても
子宮内膜に着床できなれば
妊娠することはありません。

 

 

ですので、普段から体を冷やさない
ようにして子宮への血流をよくし、
子宮内の環境を良好に保っておくことは
とても大切なわけです。

 

 

さて、約4〜5日かけて卵管膨大部から
子宮へと運ばれてきた受精卵は
受け入れ体制が整った子宮内膜の
一個所に取り付きます。

 

 

そして、フカフカした子宮内膜に
潜り込むようにしながら入り込み、
徐々に子宮内膜に根を下ろして
母体と結合します。

 

 

これが着床で、
受精後約7日目に起こります。

 

 

以上が、受精卵が
細胞分裂をして成長しながら
卵管膨大部から子宮へと移動し、
子宮内膜に根を下ろして
着床するまでの仕組みです。

 

 

 

ここまで3ページにわたって
「排卵」、「受精」、「着床」
という妊娠の3つのプロセスについて
順を追って説明してきましたが、
いかがでしたでしょうか?

 

 

妊娠の仕組みを理解することは
赤ちゃんができるまでの
イメージが湧きやすくなりますので、
不妊の解消にとても良いことだと
私は思っています。

 

 

心理学では、潜在意識は
頭の中でイメージした状態を実現
させようとする働きをするらしいので、
妊娠するイメージを頭に描くことで
自然と妊娠しやすい体になっていく
効果があるかもしれません。

 

 

また、妊娠の仕組みを理解すれば
不妊の改善方法や、妊娠しやすく
なる方法について書かれた文章も
理解しやすくなると思いますので、
よかったらこのブログの他のページも
併せてご覧いただければと思います。

 

 

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