病院の良し悪しは行ってみないと分からない?

病院の選び方

前のページでは男性不妊について
触れましたが、再び女性の不妊治療に
話を戻します。

 

 

不妊治療にあたり
病院選びはとても重要
だと思います。

 

 

通いやすい近所の産婦人科にするとか、
ネットで良さそうな婦人科を調べるとか、
女医さんのいる病院に絞って選ぶとか、
見た目が大きくて立派な病院に行くとか、
選ぶポイントはいろいろあると思います。

 

 

私はこれまでに3つの婦人科に通った
経験があるのですが、それぞれに
長所もあれば、短所もありました。

 

 

実際に私が行った順番に、それぞれの
病院の診察体験を書いてみます。

 

地元の産婦人科

まず私が最初に産婦人科に行ったのは
近所の産婦人科です。
生理痛がかなり激しかった時に
子宮の病気ではないかと思って
受診しました。

 

 

その病院は地元で70年近く開業している
産婦人科で、診ていただいたのは
かなり高齢のおじいちゃん先生でした。

 

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産婦人科の内診は初めてだったので
かなり戸惑いましたが、
診察の結果は特に問題ないとのことで
もしあまりにも生理痛がつらければ
ピルを飲むことを勧められました。

 

 

しかし、当時の私はまだ婦人科系の病気に
詳しくなく、ピルを飲むことに強い抵抗感が
あったため、処方は受けませんでした。
また、特に病気も見つからなかったので
その後も通院はしませんでした。

 

 

地元の病院の長所は、
・自宅から近いので思い立ったらすぐ行ける
・あまり混んでいないので待たずに済む
・診察時間がゆったりめで質問がしやすい
といったところでしょうか?

 

 

逆に短所としては、
・高度な不妊治療は期待できない
ということが挙げられると思います。

 

 

地元の普通の産婦人科は
あくまで出産をするのがメインなので、
生理の調子がおかしい時に
ちょっと診てもらうには良いのですが、
それ以上の不妊治療については
専門の婦人科を受診した方が良さそうです。

 

 

また、当たり前ですが、普通の産婦人科の
待合室にいる人はほとんど妊婦さんですし、
子連れで来ている人も少なくないので
そういった光景を見てつらい思いをしない
ためにも、やはり不妊治療は専門の所で
診てもらった方が良いと思います。

 

 

もっとも当時の私はまだ結婚したばかりで
不妊に悩んでいたわけではなかったので、
ただ単純に「生理痛はつらいけど、
異常がないならまあいいや」と思って
その病院にはそれっきり行きませんでした。

 

高層ビルの中のレディスクリニック

その後、数年経って次に私が行った病院は
新宿の高層ビルの中に入っている
レディスクリニックでした。

 

 

この時は生理が予定日を1ヶ月過ぎても来ず
ヘンだなと思っていたら、今度は出血が
何週間も止まらなくなってしまったので、
インターネットのホームページを見て
キレイそうで、交通の便が良く、
平日の会社帰りに通える病院を選びました。

 

 

行ってみてまず思ったのは、
とにかく待合室が立派で、そこで
大勢の患者さんが診察を待っていました。

 

 

最初に診てくれたのは30代くらいの
女性の先生でした。

 

 

診察の結果、子宮頸管ポリープが見つかり、
その日の内に取ってもらいました。

 

 

まさかその場で、すぐポリープを取るとは
思っていなかったので少し焦りましたが、
数日後には気になっていた出血も治まった
ので、取ってもらって良かったです。

 

不妊治療

 

術後の経過も順調でよかったのですが、
3回目から担当になった40代くらいの
男性医師はとても高圧的な感じで、
口調も怖く、質問にもろくに答えてくれない
先生でした。

 

 

担当医が変わってから、私は診察を
受けに行くのが本当に苦痛になってしまい、
通院するのを止めて他の病院を探しました。

 

 

後になってインターネットの掲示板で
その病院についての書き込みを見たところ、
その男性医師と思われる医師への否定的な
コメントがたくさん載っていたので、
行く前にちゃんと口コミを確認しておけば…
と後悔しました。

 

 

ですので、長所・短所をまとめますと、

 

高層ビルの中の婦人科の長所は
・待合室がキレイ
・交通の便が良く、平日夜でも受診できる
・複数の先生がいるので、相性の合う先生に
 診てもらえる可能性もある

 

 

逆に短所は
・非常に混んでいて、長時間待たされる
・複数の先生がいるが、混雑時間帯は指名が
 できず、良い先生にあたるかは運次第
・診察時間が短く、質問しにくい
といったところです。

 

 

私自身がイヤな思いをしたので、
多少思い込みで書いてしまっている
部分もあると思いますが、
今にして思うと、この病院の患者さんは
初診の人が多かったような気がします。

 

 

つまり、立地などの便利さから、
次々と新しい患者さんが来院するものの、
あまり良い対応をしてもらえないので
続けて通院している人は少なそうでした。

 

 

実際、上記の男性医師に限らず、先生方は皆
大勢の患者さんを捌き切るのに必死という
印象を受けました。

 

 

高層ビルの中の病院がすべてダメなわけでは
ないと思いますので、予約申し込みする時は
診察を受けた人の口コミなども
少し参考にして決めた方が良い

と思います。

 

著名な先生が開業している婦人科

次に行った病院は港区にある婦人科でした。

 

 

その病院は知人が以前通っていた婦人科で、
本なども多数出版されている
著名な先生のクリニックでした。

 

 

早速予約をして行ってみると、
著名な先生の病院にしては
こじんまりとした地味な雰囲気の病院で、
小さめの待合室は患者さんでいっぱいで
座れず立って待っている人もいました。

 

 

それまで治療の途中で病院を変えたことが
なかったので、少し不安だったのですが、
事情やそれまでの治療の経緯を説明した
ところ、普通に受け入れてもらえました。

 

 

私は病院を変えることに
かなりの後ろめたさを感じていたのですが、
相性が合わず、別の病院から
移ってくる患者さんは意外と多いようで、
さほど気にする必要もなかったのだと
その時に知りました。

 

 

この病院には、前の病院で診察途中に
なっていた子宮頸管ポリープの術後の経過を
診てもらいに行ったのですが、
卵巣が腫れている(卵巣のう腫)と言われ
その治療もしてもらいました。

 

 

卵巣のう腫はまだ軽度だったようで、
低用量ピルを処方してもらい
しばらく生理を止めている内に
腫れがおさまり治りました。

 

 

これで子宮や卵巣の病気は
一応すべて治すことができたのですが、
私はこの時点で既に35歳を超えていたので
少しでも早く子供を授かりたい一心から
すぐにその病院で不妊治療に移りました。

 

 

不妊治療として、
まず排卵誘発剤を処方されました。

 

 

子宮や卵巣の病気が治ってからは排卵も
自然に戻ってきつつあったのですが、
排卵誘発剤を使った方が妊娠する確率が
高まるとのことで薬を飲み続けました。

 

 

けれども、排卵誘発剤は私の体には
合わなかったようで、生理もずっと不順な
状態が続いてしまいましたし、
飲むと頭痛がして毎日つらかったです。

 

 

本当ならこの時点で
先生とよく話をすべきだったのですが、
著名な先生だけあって患者さんが大勢
待っているため診察時間が短く、
質問をしようとすると
少し嫌そうな顔をされてしまったので、
当時の私にはそれ以上相談する
勇気がありませんでした。

 

 

結局、その後も排卵誘発剤を使うことに
疑問を持ちながらも薬を飲み続けました。
そして、その後2年間の内に、
2度妊娠できたものの、2度とも流産して
しまいました。

 

 

単なる偶然だったのかもしれませんが、
調べてみると排卵誘発剤の使用が
流産確率を高めるという説もありましたし、
流産以外にもその副作用から
むやみに排卵誘発剤を使うことに否定的な
見解を持つる医師も大勢いるようなので、
私は次第に排卵誘発剤は使いたくない
と考えるようになりました。

 

 

そのことに加え、ちょうどその頃に
私と別の患者さんを取り違えて
診察されてしまった

ということがあり、
本当に私に排卵誘発剤が必要なのか
信じられなくなってしまったので
それを機に不妊治療を一旦止めて、
自然妊娠での出産を目指すことにしました。

 

 

もちろんその先生に悪気はないのですが、
いつもあまりにも忙しそうで
顔を見て話してくれることもなかったので、
患者を取り違えてしまうのも無理はない
状況だったと思います。

 

 

ですので、あまり気が強くなく、
面と向かって自己主張できない私にとっては
向いていない病院だったようです。
ただ、先生の顔色をさほど気にせず、
きちんと疑問点や自分の聞きたいことを
聞ける人にとっては、先生が一流の医師
であることは確かなので良いと思います。

 

 

少し良くない点を書いてしまいましたが、
子宮や卵巣の病気については
きちんと治してもらいましたし、
私の夫のED治療のために病院の
紹介状を書いてくれたりもしたので、
そのことについては今でも本当に
感謝しています。

 

 

ですので、長所・短所をまとめますと、

 

著名な先生の病院の長所は
・実績のある先生なので安心できる
・他病院の優秀な先生とも繋がりがあるので
 必要に応じて紹介してくれることもある
ということが言えると思います。

 

 

一方短所としては、
・非常に混んでいて、長時間待たされる
・診察時間が短く、顔も見てくれないくらい
 忙しそうなので、質問しにくい
といったところです。

 

 

もちろんすべての著名な先生の病院が
そうというわけではありませんが、
診察時間が短かったり、
予約が何ヶ月先まで取れなかったり
ということはあるかもしれません。

 

実際に行ってみないと分からない?

以上、これまでに私が通院したことのある
3つの病院について体験を書いてみました。

 

 

具体的な病院名を挙げて書いた方が
読者の方のお役に立てると思ったのですが、
私の体験談をお伝えするには、
それぞれの病院に対する否定的な内容も
書かざるを得なかったので、
あえて実名は挙げないことにしました。

 

 

しかも、病院の印象は私の個人的なもの
なので、その時の自分の体調や気分に
左右されているところも大いにありますし、
全く同じ診察を受けたとしても
人によって良く感じる人もいれば
悪く感じる人もいると思います。

 

 

ですので、こう言ってしまっては
身も蓋もないのですが、
病院の良し悪しは
実際に行ってみないと分からない

というのが本当のところだと思います。

 

 

3つの病院を経験して最も大切だと思うのは、
先生に自分の悩みを聞いてもらい、
診療方針の説明を受け、
ちゃんと納得した上で治療を進めていく
ことです。

 

 

婦人科は大抵どこも忙しいので、
患者の質問にしっかりと耳を傾けてくれる
ところは少ないかもしれませんが、
自分が納得できないまま治療を進めて
いくのは本当に苦痛なことです。

 

 

ですので、もし納得のいく治療が
受けられそうになければ
治療を止めたり、
病院を変えるという選択肢もある

ということを覚えておいていただけたらと
思います。

 

 

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